宮島水族館で長寿アザラシを盛大にお祝い!愛される秘訣とは?

メモ

敬老の日を前に、80歳相当のゴローと中四国最高齢のフミを祝福

特別イベントで大好物のホッケをプレゼント

敬老の日を間近に控えた9月12日、宮島水族館では長寿を祝う特別なイベントが開催されました。この日お祝いされたのは、今年で30歳を迎えたゴマフアザラシの「ゴロー」です

ゴローは人間で例えると80歳くらいにあたると言われています。長生きに感謝し、大好物のホッケが特別にプレゼントされました。

中四国最高齢!パートナーのフミも登場

イベントの途中には、ゴローのパートナーである32歳のゴマフアザラシ「フミ」も登場しました。フミは宮島水族館で生まれ育ち、なんと中四国地方のゴマフアザラシの中で最高齢を誇ります。

長寿の秘訣はきめ細やかな健康管理とストレスフリーな飼育

飼育員による日々の丁寧なチェック

フミの長寿を支えているのは、日々の徹底した健康管理です。宮島水族館の海獣担当飼育員は、爪が長く伸びていないか、全身に傷がないかなど、動物たちの状態に変化がないかを常に注意深く観察していると語ります。

動物のペースを尊重した飼育環境

飼育員は、動物たちがストレスを感じないような生活を提供し、それぞれのペースに合わせた飼育が長生きの秘訣だと説明しています。飼育員たちの深い愛情と努力がアザラシたちの長寿を支えていることが伺えます。

長寿を祝う対象はアザラシだけではない!

宮島水族館では、アザラシだけでなく、開館当初からいる「ヤイトハタ」などの長生きの魚たちも祝われています。ダイバーが直接餌を与え、来館者と一緒に彼らの長寿を祝福するイベントも行われました。

私の見解

「長寿のお祝い」は来館者(特に子ども)に動物の“個性”や“世話・観察の重要性”を伝える格好の教材になります。飼育員の細やかなケアや観察が長生きに結びつく、というメッセージは教育的価値が高い。

飼育側の観点では、長寿個体のデータ(餌、健康チェックの頻度、行動変化、視力などの経年変化)を蓄積・共有すれば、他施設の飼育改善や学術的な知見に寄与します。将来的には飼育ノウハウの論文化や共同研究につなげられる余地があると感じます。

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