過去2番目の高額被害:SNS型投資詐欺の脅威
広島市に住む70代の男性が、SNS型の投資詐欺で、県内で過去2番目に高額となる1億5,500万円の被害に遭いました。男性は今年5月、YouTube上の有名な経済評論家を名乗る広告にアクセスしたことがきっかけで、アシスタントを名乗る人物とLINEでやりとりを開始しました。
指示通りに投資アプリをインストールし、アプリ上で利益が出ているように表示されていたため、7月から約1カ月の間に計16回、指定された口座に金を振り込んでしまいました。出金を申し出たところアプリ上の利益がなくなり、連絡が取れなくなったことで被害に気付きました。警察は、「必ず儲かる投資はあり得ない」として、SNSを通じた投資話には注意するよう呼びかけています。
SNSで写真を利用した電子マネー恐喝
SNSで知り合った10代の女性から、電子マネーを脅し取ったとして、無職の20歳(当時19歳)と22歳の男2人が恐喝の疑いで逮捕されました。
男らは4月29日未明、SNS上で女性の顔などが写った写真を利用し、「電子マネー2000円を送らないなら晒す」「従わないなら揉め事になる」などと脅迫し、電子マネー2000円分を奪い取った疑いが持たれています。被害女性からの届け出で事件が発覚し、インターネット上の捜査などにより特定されました。
特殊詐欺の「受け子」を現行犯逮捕
東広島市では、警察官などをかたる特殊詐欺事件において、警察と被害者が連携した「だまされたふり作戦」により、受け子役の60歳の無職の女が逮捕されました。男らは、73歳の男性に対し、「マネーロンダリング事件の容疑者だ」「無実証明のためには現金やキャッシュカードの調査が必要」などと嘘をつき、現金40万円とキャッシュカード2枚を騙し取ろうとしました。
男性からの相談を受け、警察が作戦を決行。自宅に現金などを受け取りに来た熊本市在住の女を詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕しました。女は「詐欺になるなんてわからなかった」と供述しています。
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