テスラ広島がパセーラに初常設店!EV体験とリニューアルが街を変える

メモ

EVの最前線、テスラ広島が中心地パセーラに登場

米国発の電気自動車(EV)大手テスラは、中四国地方初の常設店となる「テスラ広島」を2025年9月6日に、広島市中区の基町クレド・パセーラ1階にオープンしました。これは全国で21店舗目の常設店です。

テスラはこれまで、広島市西区の商業施設「LECT」などで期間限定ストアを展開しており、広島での常設店開業は認知度向上を目指す上で重要な戦略です。店舗面積は約170平方メートルで、ミッドサイズセダン「モデル3」とミッドサイズSUV「モデルY」の主力2車種が展示されています。これらの展示車は試乗も可能で、先進的なオートパイロット機能やプレミアムインテリアなどを体感できます。

テスラの車両は、レバー類をほとんど廃し、中央の大型モニターとシンプルなステアリングが特徴的なインテリアです。また、自動運転技術(FSD)の開発戦略が同社の大きな強みとなっており、最近では日本の公道でのFSDテスト走行も本格的に開始されています。

基町クレド・パセーラのリニューアルテナント詳細

テスラ広島が出店した基町クレド・パセーラでは、そごう広島店新館跡を中心に大規模なリニューアルが進んでいます。

新規出店テナントとして、中四国初となるスーパーマーケット「食生活♥♥ロピア」(B1階、2026年春開業)や、5スクリーンを備えるミニシアター・コンプレックス「アップリンク広島」(6階、2027年春開業)、そして2004年まで店舗があった場所に再出店する「マクドナルド」(B1階、2026年春開業)が決定しています。

さらに、以前から発表されていた「広島もとまち水族館」(7階)は2025年10月31日に、シェア型フードホール「reDine広島」(6階)は2025年11月1日にそれぞれオープンすることが正式に決定しました。水族館は空間全体に舞台美術の技法を取り入れた空間演出型で、約200種3,000点の生物を展示予定です。

私の見解

テスラ広島の常設店オープンは、広島だけでなく中四国エリア全体にとってもEV普及の大きな一歩といえます。実際に試乗できる場が整うことで、これまで関心はあっても踏み出せなかった層にとって背中を押す存在になるでしょう。

また、基町クレド・パセーラ全体のリニューアルと合わせて考えると、商業施設そのものの魅力がさらに高まっています。水族館やシネマ、フードホールといった多様なテナントと共に、街の回遊性が高まり新たなにぎわいが生まれることが期待できます。

EVは単なる自動車の選択肢にとどまらず、都市の未来像やライフスタイルにも影響を与える存在です。広島の中心地に根付くことで、持続可能な社会への意識が日常の中に広がっていく。今回の出店は、その象徴的な出来事といえるでしょう。

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