広島県内で相次ぐコンビニ強盗事件

メモ

大竹市のコンビニで刃物強盗、男が逃走中

9月9日未明、広島県大竹市本町のコンビニエンスストア「デイリーヤマザキ広島大竹本町店」で強盗事件が発生しました。午前0時すぎから10分ごろにかけ、男がレジカウンターにいた男性店員(33歳)に刃物を突きつけ、「お金を出して」と脅し、現金約3万7000円を奪い取りました。店員に怪我はありませんでした。

当時、店内に客はおらず、店員は一人で勤務していました。男は店に入ってすぐに刃物を突きつけてきたとされています。現金を奪った後、男は刃物を持ったまま南の方向に徒歩で逃走したとみられており、現場から刃物は見つかっていないことから、持ち去ったとみられています。

犯人の男は、20代から30代くらいで、身長は170cmから180cmほどとみられています。服装は、帽子やマスクを身に着け全身黒ずくめ、具体的には黒色系のキャップ帽、Tシャツ、ジャージ、マスクを着用していたと報告されています。また、手袋も着用しており、手にかばんなどは持っていなかったと防犯カメラの映像で捉えられています。

警察は強盗事件として男の行方を追っており、防犯カメラに映った男の画像を公開して捜査を進めています。現場はJR大竹駅から南西に650メートルほどの住宅街です。

東広島市では強盗未遂事件、中国籍の男を逮捕

一方、広島県東広島市西条町田口のコンビニエンスストアでも、9月8日午後10時すぎに強盗未遂事件が発生しました。男が鉄製の棒でレジカウンターを叩きながら、「金を出せ」と男性店員を脅しました。しかし、店員が逃げたため男は何も奪わずに立ち去り、怪我人もいませんでした。

警察は事件後、近くにいた中国籍で住所不定・無職の33歳を強盗未遂の疑いで現行犯逮捕しました。容疑者は警察の調べに対し、容疑を認めているということです。

私の見解

今回の大竹市のコンビニ強盗事件と、東広島市の強盗未遂事件は、広島県内で短期間に連続発生しており、地域の治安に対する不安を強くする出来事です。

特に大竹市のケースでは、刃物を突きつけたうえで現金を奪い逃走しており、犯人はいまだ逃走中であることから、住民や店舗にとって緊張感が続いています。夜間・深夜帯のコンビニは店員が一人勤務となるケースが多く、犯罪の標的になりやすいという構造的な弱点が改めて浮き彫りになりました。

一方で、東広島市の事件では、店員が冷静に逃げたことで被害が拡大せず、警察が迅速に容疑者を逮捕できました。このことは、防犯カメラの整備や地域警察の即応力が一定の抑止力になっていることを示しています。

今後の課題は、

  • 店舗防犯体制の強化(複数勤務体制や警備システムの導入検討)
  • 防犯カメラの高度化と連携強化
  • 住民への注意喚起と防犯意識の向上

こうした施策によって、同種の犯罪の再発防止と地域の安全確保を図ることが求められるでしょう。

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