福山城で味わう秋の饗宴|酒肴祭・キッチンカー・秋ばらイベント

メモ

福山城で「酒肴祭」と「キッチンカーグランプリ」開催

福山城では、2025年10月4日(土)・5日(日)に「福山城 酒肴祭~福つまみと城で味わう美酒十選~」が開催されます。開催時間は両日とも11:00から18:00で、福山城天守前広場が会場となります。

酒肴祭では、備後(天寶一、神雷、瑞冠)と安芸(白鴻、大號令、於多福、朝光、老亀)の広島県内の蔵元に加え、ゲスト酒蔵として山口県の獺祭、岡山県の嘉美心を含む10蔵元の日本酒が楽しめます。ただし、「ねぶとの南蛮漬け」「ちいちいいかの酢味噌」の「福つまみ」2種は今回は提供対象外です。

前売り券(5枚綴り2,000円)は当日券(5枚綴り2,300円、1枚500円)よりもお得です。また、特別企画として、蔵元が厳選した最高傑作を1杯1,000円で味わえる「蔵元厳選 希少酒ブース」が登場しますが、こちらは数量限定のためチケットは使用できず、現金のみの取り扱いとなります。

酒肴祭と連携した企画として、「もう一献!二次会チケット2025」が実施されます。酒肴祭の5枚綴りチケットにプラス1枚のこのチケットを提示し、駅前・会場周辺の協力飲食店で1,000円以上注文すると特典が受けられます。利用期限は酒肴祭開催日の10月4日(土)・5日(日)の2日間のみで、混雑状況により利用できない場合がある点に注意が必要です。

協力店舗と特典の例(10/4・10/5共通店舗):

  • 居酒屋 別館(元町):角ハイボール、またはサワー1杯無料。
  • 季酒(元町):刺身の盛り合わせ1人前1,980円を1,000円に割引。
  • ビリ軒水産(宝町):店内対象ドリンク1杯サービス。
  • 串揚げさっくる(伏見町):ワンドリンクサービス(10/4は24:00まで、10/5は22:00まで営業)。
  • 魚々家むてき(延広町):ワンドリンクサービス。
  • 砦(霞町):ワンドリンクサービス。
  • 料理屋 福ノ莉(昭和町):ワンドリンクサービス。
  • 焼鳥 灯(伏見町):お通しのグレードアップ。
  • 和食居酒屋 手結(延広町):ドリンク1杯無料。
  • おばんざい手結(延広町):ワンドリンクまたは一品サービス。
  • 炭火焼おりおり(船町):ワンドリンクサービス(ビール、角ハイボール、酎ハイ、芋焼酎、麦焼酎)。

また、福山城では10月11日(土)から13日(月・祝)まで「第2回キッチンカーグランプリ in 福山城」も開催されます。会場は福山城天守前広場で、ハンバーガーや唐揚げ、スイーツなど約40店舗のキッチンカーが集結します。来場者の投票でグランプリが決定する参加型のグルメフェスティバルです。さらに、地元ダンススクールやアーティストが出演するステージイベントも同時開催されます。

秋ばらイベントと「世界バラ会議福山大会メモリアルイベント」

福山市のばら公園では、11月に秋ばらを楽しむイベントが開催されます。

「世界バラ会議福山大会メモリアルイベント」は、今年5月に開催された世界バラ会議を振り返る目的で、2025年11月3日(月・祝)10:00から16:00にばら公園で行われます(小雨決行)。イベントは福山市と世界バラ会議福山大会実行委員会の共催です。

主な内容は以下の通りです:

  • 記念式典(10:00~12:00): ばら「プリンセス・ノブコ」お手植え記念碑の除幕式、ばらの新品種国際コンテスト表彰式、栄誉の殿堂入りのばらや福山大会記念ばらの記念植樹が行われます。備後蔵王太鼓やローラちゃん応援隊ばらキッズによるパフォーマンスも披露されます。
  • ばらのトークショー(13:00~15:30): ばら公園特設ステージで開催され、専門誌編集長である玉置一裕氏が「“咲かせる”と“咲く”~栽培手間で分かれてきたバラ~」について、デビッド・オースチン・ロージズ社の陽心理悠氏が「家族との思い出を彩るばら ~暮らしの中のイングリッシュローズ~」について講演します。
  • 展示・体験コーナー(10:00~16:00): 福山大会の記録展示、記念ばらや市長賞受賞ばらの愛称募集コーナー(先着でばら苗プレゼント)、スタンプラリー(景品抽選あり)、ばらグッズ販売、福山デニムを使ったワークショップ、折りばら体験、こども向けバルーン遊具などが楽しめます。

また、「ばら公園無料ガイドツアー」は、11月1日(土)と3日(月・祝)の2日間開催されます。昨年誕生したばら専門ガイド「ローズマインドクラブ」が、リニューアルされたばら公園を案内し、品種や香り、歴史などを紹介します。定時出発は9:00〜と11:00〜で、それ以外の時間は随時出発(12:00〜13:00を除く、最終15:30)します。

さらに、11月3日(月・祝)14:00〜16:00には、「秋ばらを撮ろう!スマホ&カメラで楽しむ撮影講座」が開催されます。福山市内で活躍する写真家協会(三島健吾氏、新山幸治氏、下川高広氏)が講師となり、ばらを美しく撮るためのコツを伝授します(初心者歓迎)。定員20名の事前予約制で参加費は無料、10月30日(木)が申込締切です。

菅茶山ゆかりの「廉塾バラ」普及活動

福山市神辺町出身の儒学者、菅茶山ゆかりの「廉塾バラ」を広める活動が、神辺町商工会女性部によって行われています。このバラは、茶山が開いた私塾「廉塾」の敷地に古くから生育しており、遺伝子解析の結果、流通品種と一致しないことが確認されている四季咲きのピンクの花を付けるバラで、病虫害に強く育てやすい特徴があります。

商工会女性部は、挿し木で育てた鉢植え1,000個を無料配布するイベントを、10月5日(日)午前10時からフジグラン神辺(福山市神辺町新道上)の正面玄関近くで実施します。

私の見解

福山城を舞台にした酒肴祭とキッチンカーグランプリは、地域の魅力を一度に味わえる貴重な機会です。歴史ある城と共に楽しむことで、グルメイベントがより特別な体験へと高まります。

秋ばらイベントや世界バラ会議のメモリアルは、市民が誇る「ばらのまち福山」の文化を次世代に伝える場です。ばらに込められた思いや歴史を知ることで、日常の風景がさらに豊かに感じられるでしょう。

菅茶山ゆかりの廉塾バラの普及は、地域の歴史と自然を未来へつなぐ取り組みです。文化と自然を融合させた活動が広がることで、福山の魅力はより多面的に発信されると感じます。

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