ジローラモさん「コメは日本の文化」安芸高田市エンタメマルシェで農業トークショー

メモ

「あきたかたエンタメマルシェ」にイタリア出身タレントのジローラモさんが登場

2025年9月7日(日)、広島県安芸高田市の道の駅・三矢の里あきたかたで町おこしイベント「あきたかたエンタメマルシェ」が開催されました。

このイベントには広島のタレントも参加し会場を盛り上げ、ファッション雑誌「LEON」専属モデルのイタリア出身タレント、パンツェッタ・ジローラモさん(63歳)も登場しました。

GIRO米作りへの情熱を語り、「農業をかっこ良く」と提案

ジローラモさんはトークショーで、自身が手がけるブランド米「GIRO米」作りを4月から神石高原町で始めたことなどを語りました。

彼は「コメは日本の文化だから作りたいなと昔から思っていた」と、日本の米作りに深い関心があることを明かし、友達の田んぼを借りて小規模ながら米作りに取り組んでいると話しました。

今年の秋には収穫を予定しており、コメ作りの交流を全国に広めたいと活動しています。

マルシェでは「農業をかっこ良く」というテーマで、農作業着のベストドレッサーコンテストも開催され、会場は賑わいました。

マルシェではこの他にも、広島ローカルタレントのフリーマーケット、多数のキッチンカー、ビンゴ大会、ミニ縁日、ベーグル販売など、様々な催しが行われました。

私の見解

今回の「あきたかたエンタメマルシェ」は、地方都市における「エンタメ × 農業 × 地域振興」という新しい形を示す好例だと感じます。

  1. ジローラモさんの登場効果
    • イタリア出身でありながら日本文化に深い理解を持ち、さらに農業に挑戦している姿は「国際性」と「地域性」の橋渡しになっている。
    • タレントとしての華やかさと、泥臭い米作りを組み合わせた語りは、農業を身近でかっこいいものに見せる説得力を持ちます。
  2. 農業のイメージ刷新
    • 「農業をかっこ良く」というテーマでのベストドレッサーコンテストは、従来の「きつい・地味」というイメージを払拭するユニークな試み。
    • 若者や都市部の人に農業をポジティブに伝える効果が期待できます。
  3. 地域イベントとしての魅力
    • ローカルタレントやフード、縁日など多様な要素を組み合わせ、地域住民だけでなく観光客も楽しめる構成になっている。
    • 道の駅という立地も、観光と地域交流のハブとして理想的です。

総合すると、このマルシェは「農業を地域の文化的コンテンツに昇華させる」試みであり、今後の町おこしイベントのモデルケースとして発展していく可能性が高いと考えます。特に、ジローラモさんの「GIRO米」がブランド化に成功すれば、安芸高田や神石高原の新しい観光資源にもなり得るでしょう。

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