横田氏、主要3会派へ支援要請
湯崎県政の継承を掲げる
11月9日投開票予定の広島県知事選挙に向けて、元副知事の新人で無所属の横田美香氏(54歳)が立候補を表明しました。横田氏は、現職の湯崎英彦知事が16年にわたり築き上げてきた県政を継承していく方針を示しています。
自民・公明・連合広島系会派へ協力求める
9月11日、横田氏は県議会を訪れ、これまで湯崎知事を支えてきた主要な3会派、すなわち県議会最大会派である自民議連、公明党、そして連合広島系の民主県政会に対して、知事選への支援を正式に要請しました。
主要会派が支援を決定、その理由は?
自民議連と民主県政会が横田氏支援へ
横田氏からの支援要請を受け、自民議連はすぐに会合を開き、満場一致で横田氏の支援を決定しました。彼らは、安定した県政運営と政策の継続性が重要であると評価した模様です。
翌9月12日には、民主県政会も会合で横田氏の支援を決定し、湯崎県政の継承が基本的な考え方であるとの意見が共有されました。
公明党も前向きな姿勢
公明党議員団も横田氏の支援には前向きな姿勢を見せており、組織としての支援を決定するため、党本部への支援要請を横田氏に求めたと報じられています。
今後の展望と選挙日程
現時点での立候補者は横田氏のみ
現在のところ、広島県知事選挙に立候補を表明しているのは横田氏一人ですが、共産党議員団は独自の候補者を擁立することを検討しています。
10月23日告示、11月9日投開票
広島県知事選挙は、10月23日に告示され、11月9日に投開票が行われる予定です。今後の動きに注目が集まります。
私の見解
横田氏の知事選出馬は、主要3会派の支援を取り付けた時点で“盤石”に近い体制となっています。
ただし、有権者にとっては「安定と継続」だけでは物足りず、新たな課題への挑戦姿勢をどう示すかが重要になってくるでしょう。
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