てっちゃん野川の鉄道愛を語る(6)質疑応答と地域鉄道への思い

メモ

趣味を仕事にしない理由

質疑応答の際、「なぜ鉄道会社に就職しなかったのか」という質問に対し、野川氏は子供の頃は車掌になりたかったが、「趣味を仕事にすると純粋に楽しめなくなるタイプ」だと途中で気づいたと答えました。

そのため、鉄道は一生の趣味にしようと決めた結果、現在アナウンサーとして鉄道関連の仕事に携われることが「一番幸せな形になっている」と語りました。

芸備線存続への提言と地域への貢献

芸備線の今後についての質問に対しては、野川氏は地元の方々の利用をいかに増やすかが重要だと強調しました。観光客誘致も重要だが、日常的な利用者の増加なくして路線の維持は難しいと述べ、実証実験などの効果をしっかり見極め、鉄道を維持する意味を見出すべきだと提言しました。

また、福山にはJFEの専用線のような一般には乗れない鉄道があるため、「乗れない鉄道に乗ってみた」のような企画でその魅力を発信したいと語り、地域の鉄道への貢献意欲を示しました。

私の見解

野川氏の講演は、単なる鉄道知識の披露に留まらず、自身の鉄道への深い愛情と、地域に根差した鉄道の歴史、そして未来への展望を熱く語るものでした。

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