呉市長選2025:三谷光男氏が立候補取り下げ、能勢泰人氏を全面支援へ

メモ

三谷氏、能勢氏支援へ

任期満了に伴い今年11月2日告示、9日投開票(令和7年)で実施される呉市長選挙において、元衆議院議員の三谷光男氏(66歳)が2025年9月29日に立候補を取りやめることを正式に表明しました。

三谷氏は今年7月に、人口減少対策や少子化対策、市民税の軽減などを公約に掲げて、3度目の市長選挑戦を表明していました。しかし、現職の新原芳明氏を破るためには候補者を一本化する必要があるとの判断から、既に立候補を表明していた元国会議員秘書の能勢泰人氏(57歳、無所属新人)と協議を重ねました。

三谷氏は、現職市政を倒すには陣営の一本化しか道はないと判断し、能勢氏の陣営と協力することに決めました。能勢氏が三谷氏が主張してきた公約を実現すると約束してくれたため、三谷氏は自身が折れる形で能勢氏に思いを託すことを決断しました。今後は、立場を変えて能勢氏をフォローし、呉市の発展に寄与したいとしています。

一方、能勢氏は、呉市が良くなるという思いの一点で三谷氏が英断を下してくれたことに感謝し、「わくわくする呉」を作るために共にやっていけると、心強い判断だと述べました。

選挙戦の構図

呉市長選では、候補者一本化が進み、能勢泰人氏(無所属新人、元国会議員秘書)への支援体制が固まりました。

これ以外に、市長選挙への立候補を表明しているのは、3期目を目指す現職の新原芳明氏(75歳)と、同じく無所属新人の杉田憲英氏(56歳、元総務省官僚)です。

なお、2025年9月29日には呉市役所で立候補予定者説明会が開催され、5陣営の関係者が出席しています。呉市長選挙は、任期満了に伴う広島県知事選挙と、呉市議会議員補欠選挙(欠員1)と同時に執行される予定です。

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