山陽道で大型トラック炎上 原因はタイヤバーストか?

メモ

タイヤバーストが原因か、けが人はなし

10月9日午後3時15分ごろ、広島県三原市の山陽自動車道上り線において、大型トラックが炎上する火災事故が発生しました。現場は三原久井インターチェンジ(IC)付近です。

警察や消防などによると、通報は大型トラックの運転手からの「火が出ている」という内容と、NEXCO西日本の職員からの「路肩にいる大型のキャリアカーが燃えている」というものでした。トラックの運転手は、警察に対し「タイヤがバーストして火が出た」と説明しているとのことです。

消防車6台から7台が出動して消火活動にあたり、火は約1時間20分後に消し止められました。この火災により、炎上したキャリアカーが運んでいた複数の車も燃えましたが、この事故によるけが人はいませんでした。

広範囲に及んだ交通規制

火災の影響で、山陽自動車道の上り線は本郷ICから三原久井ICの間で通行止めが続きました。また、消火活動のために一時通行止めとなっていた下り線(尾道ICから本郷IC間)は、午後6時過ぎに解除されました。警察は、事故の原因について詳しく調査を進めています。

私の見解

今回の火災事故は、幸いにもけが人がいなかったことが何よりの救いです。高速道路上でのトラック火災は二次被害につながる危険が高く、迅速な通報と消火活動が大きな被害を防いだといえます。運転手の冷静な判断と関係機関の連携が功を奏しました。

一方で、タイヤのバーストが原因とみられる点は見過ごせません。重量物を運搬する大型車両では、タイヤの劣化や空気圧管理の不備が重大な事故につながることがあります。日常点検の徹底や、運行前後の確認体制の強化が今後ますます重要になるでしょう。

今回の事故は、運送業界全体に安全意識の再確認を促す出来事となりました。ドライバー一人ひとりが「もしも」に備える意識を持つことが、道路全体の安全を守る第一歩です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました