Bリーグ開幕直前!広島ドラゴンフライズの熱き挑戦

メモ

10代目ラッピング電車が運行開始

Bリーグ2025-26シーズン開幕を目前に控え、広島電鉄は9月24日から、広島ドラゴンフライズを応援する「広島ドラゴンフライズ電車」(10代目)の運行を始めました。このラッピング電車は、主に2号線(広島駅〜広電宮島口間)を中心に2026年9月まで走行する予定です。

車両の外装には、ドリブルする新加入の伊藤達哉選手ら4選手の等身大のプレー姿がデザインされ、躍動感が表現されています。

内装には、マスコットキャラクターのモヒカンアビィやユニフォーム姿の選手写真が施され、今シーズンのスローガン「THE LAST」にかける朝山ヘッドコーチの思いもつづられています。また、車内では選手や浦社長、岡崎ゼネラルマネージャーによる電停案内などのアナウンスを聞くことができます。

出発式に出席した浦社長は、この電車を通じて一人でも多くの県民にファンになってもらいたいと期待を寄せ、伊藤選手は、広島を背負って戦い抜く決意を述べました。広島電鉄と広島バスは共同で、ラッピング電車に関連した動画視聴キャンペーンも実施し、抽選で試合観戦チケットなどの豪華賞品が当たる機会を提供しています。

新体制の本格始動と戦力強化

昨シーズン連覇を逃した広島ドラゴンフライズは、2年ぶりの王座奪還を目指し、朝山正悟ヘッドコーチ体制2年目として活動を本格化しています。10月4日の開幕戦(アウェーでの川崎ブレイブサンダース戦)に向け、7月下旬からチーム練習をスタート。

8月には新外国人選手2名を含むメンバーが合流しました。新戦力として、千葉ジェッツで高い得点力を誇ったクリストファー・スミス選手と、2メートル11センチのビッグマン、コフィー・コーバーン選手が加入。

朝山HCは、切り替えの速いバスケに加え、ビッグマンを活かしたゴール下のプレーをプラスするチームの狙いを明確に示しています。また、ニック・メイヨ選手が帰化選手となる見込みで、朝山HCはポジション争いの激化と、選手たちがプレシーズン中に競争意識を持ってアピールすることに期待を寄せています。

新加入の伊藤達哉選手(琉球から移籍)は、幼少期を広島で過ごした経験があり、チームに新しい風を吹き込む役割が期待されています。伊藤選手は、広島の街の変化に驚きつつも、ベテランとしてチームを引っ張っていきたいと話しました。

新パフォーマンスチーム「D*Flare」の華々しいデビュー

広島ドラゴンフライズは、今シーズンから専属パフォーマンスチーム「D*Flare(ディ・フレア)」を始動させました。チーム名「D*Flare」は、クラブ名に情熱の炎を意味する「Flare」を組み合わせたもので、「熱く、華やかにコートを彩る存在でありたい」という願いが込められています。

初代メンバーはオーディションを勝ち抜いた10名で構成され、元看護師のNANAKAさんや歌唱力が持ち味のRIKOさんなど、多様な経歴を持つメンバーが集結。リーダーのMIKIさんは、笑顔と元気あふれるパフォーマンスで勝利へ導きたいと意気込みを述べています。

D*Flareは9月のプレシーズンマッチで登場し、10月11日の本拠地開幕戦(サンプラザホール)で本格的なパフォーマンスを披露する予定です。さらに、Bリーグのチアリーダー経験を持つMIYUKOさんが公式アンバサダーに就任し、「D*Flare」とクラブの魅力を発信することで、若年層のファン拡大を目指します。

私の見解

10代目ラッピング電車の運行開始は、単なる交通施策ではなく、「広島全体でクラブを盛り上げる文化的シンボル」だと感じます。日常の通勤・通学の中でファンや市民が選手やマスコットに触れられることで、自然に応援の気持ちを育む効果があります。

特に、伊藤達哉選手の加入や新外国人選手の獲得、そして「D*Flare」の始動は、クラブの新たな魅力を象徴するニュースです。昨季連覇を逃した悔しさをバネに、街全体を巻き込んで「王座奪還」に向けた熱気を高める仕掛けがそろった印象を受けます。

ラッピング電車とパフォーマンスチームの両輪が、「コート外からのファン拡大」に寄与し、試合会場の盛り上がりや地域への波及効果が期待できます。

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