福山城は広島県福山市だけじゃない!岡山県や北海道にもあります

福山城は、岡山県総社市、広島県福山市、北海道松前町の3県に存在する城です。今回はそれぞれの福山城について、簡単にご紹介します。

岡山県総社市の福山城

岡山県総社市にある福山城は、備中国窪屋郡三因(現在の総社市清音三因)にあった日本の城です。南北朝時代の『太平記』に記された福山合戦の舞台となりました。

建武2年(1335年)に荘氏によって築城され、後に大井田氏が城主となりました。1336年(延元元年)に廃城となりました。

岡山県総社市の福山城の所在地

岡山県総社市の福山城の所在地は、岡山県総社市西郡です。

広島県福山市の福山城

広島県福山市にある福山城は、備後国深津郡福山(現在の福山市)にあった日本の城です。江戸時代に水野勝成によって築城され、福山藩の藩庁として使われていました。

1622年(元和8年)、水野勝成が備後福山藩の初代藩主になると、福山城の築城に着手しました。福山城は、江戸時代には備後国を代表する城郭として栄えました。1873年(明治6年)に廃城令が出されましたが、町民の反対により一部が残されました。

1945年(昭和20年)8月8日の福山空襲により、多くの建物が焼失しました。戦後、福山城の再建が検討されましたが、財政難などの理由で長らく実現できませんでした。

しかし、市民の熱意により、1966年(昭和41年)に天守が再建され、2022年(令和4年)には改修も行われました。現在、福山城は国の重要文化財に指定されており、福山市のシンボルとして親しまれています。

広島県福山市の福山城の所在地

広島県福山市の福山城の所在地は、広島県福山市丸之内1丁目8-3です。

北海道松前郡松前町の福山城

北海道松前郡松前町にある福山城は、江戸時代に築城された日本の城です。1855年(安政元年)に完成しました。

福山城は、幕府が特別な目的で築城を命じたものです。天守や本丸御殿などの主要な建物は、高崎藩の兵学者・市川一学の設計により建てられました。

しかし明治維新後、開拓使の命により、天守や本丸御殿などの主要な建物は取り壊されました。現在は本丸御門のみが残り、国の重要文化財に指定されています。

北海道松前郡松前町の福山城の所在地

北海道松前郡松前町の福山城の所在地は、北海道松前郡松前町松城144です。

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