奥田民生と吉川晃司のユニット「Ooochie Koochie」が広島を全力PR!

メモ

注目ユニット「Ooochie Koochie」の結成と待望の新作アルバム

還暦を機に実現したベテランユニットの背景

歌手の吉川晃司さん(59歳)と奥田民生さん(60歳)は、共に還暦という節目を迎えるにあたり、新ユニット「Ooochie Koochie(オーチーコーチー)」を結成しました。お二人はどちらも1965年生まれの広島県出身者という共通点を持っています。

NHKの特別番組「奥田民生×吉川晃司~オレたちの広島~」では、二人が広島の街を歩きながら若き日の思い出を振り返りました。地理的に見ると、二人は広島市内の直線距離でおよそ2キロメートルという近距離で生まれ育っています。

吉川さんは、高校生の頃からすでに「奥田というギタリストがいる」と奥田さんの存在を知っていたことを明かしています。また、共通の友人の自宅スタジオがバンド仲間たちの集いの場となっており、毎日多くの仲間が入れ代わり立ち代わり訪れていたという、青春時代のエピソードも披露されました。

ユニット名と同名のハイレゾアルバムがリリース

大きな話題を呼んでいた新ユニットOoochie Koochieは、ユニット名と同じタイトルのアルバム『Ooochie Koochie』を2025年にリリースしました。この作品はSony Music Labels Incより発表され、ジャンルはロックに分類されています。

アルバムのトータルタイムは40分16秒で、FLAC(tracks)および24bit-96kHzのFLAC(tracks)Hi-Res音源としても提供されています。収録曲には、既に発表されていた「GOLD」や「OK」に加え、奥田さんと吉川さんが共同でプロデュースした新曲も収録されています。全10曲のトラックリストは以下の通りです:

  1. おちこち (3:17)
  2. ショーラー (3:05)
  3. GOLD (4:48)
  4. マンデー (4:28)
  5. Do The Shuffle (4:17)
  6. 片恋ハニー (4:21)
  7. GIBSON MAN (3:58)
  8. リトルボーイズ (4:12)
  9. Three Arrows (4:00)
  10. OK (4:00)

オリコンチャートでの実績

Ooochie Koochieのアルバム『Ooochie Koochie』は、2025年6月23日~6月29日の週のオリコン合算アルバムランキングで6位にランクインしました。このアルバムの獲得ポイントは16,556ポイントでした。

広島の「おいしい」を乗せて走る「OK!!広島号」

地域プロジェクトとのタイアップ運行

広島電鉄は、広島県の食の魅力を全国に発信するプロジェクト「OK!!広島(おいしいけぇ、ひろしま)」と連携し、ラッピング電車「OK!!広島号」(OK!!広島ラッピング電車)を2025年9月1日より運行開始しました。

この電車は、広島の食の魅力を発信する県のプロジェクト「OK!!広島」とのタイアップによるもので、通称「OK!!広島号」と呼ばれています。運行は2026年3月31日までの予定です。

奥田民生・吉川晃司が車体を飾るデザイン

「OK!!広島号」は、もともと緑色であった広島電鉄3950形3951号のグリーンライナー車両をフルラッピングしており、鮮やかな赤を基調とした車体となっています。

車体の側面には、「OK!!広島」プロジェクトの応援団長であるアーティストユニットOoochie Koochieの奥田民生さんと吉川晃司さんの姿が大きくデザインされています。

車体には、もみじまんじゅうやコウネなど、広島の「おいしい」名物、さらにお好み焼き、牡蠣、瀬戸内海のお刺身、汁なし担々麺、西条の酒蔵風景といった多様な名物が詰め込まれています。車体前面には、ヘッドマーク風の「OK!!広島」の文字がラッピングされています。

限定車内アナウンスで全力PR

この電車の内装も「OK!!広島」のビジュアルポスターで装飾されており、外装と内装の両方で「走る食のパビリオン」を演出しています。

乗車時には、奥田さんと吉川さんによる「OK!!広島号」限定の車内アナウンス(全6種類)が楽しめます。アナウンスが流れるのは、広島駅電停と広電宮島口駅の出発時および到着前です。

このアナウンスの中で、吉川さんは「OK!!広島」応援団長であると自己紹介し、奥田さんと共に、広島へよく来てくれたという歓迎の気持ちを表現しています。また、広島にはとても美味しいものがたくさんあるため、存分に楽しんで帰ってほしいと呼びかけました。

運行路線と今後の記念企画

「OK!!広島号」は主に広島電鉄2号線(広島駅~広電宮島口)を運行します。運行は1日あたり約5~6往復ですが、固定されたダイヤではないため運行時刻は毎日変動します。なお、都合により2号線以外の路線を運行する場合がありますが、その際はオリジナル車内アナウンスは放送されません。

乗客が電車の現在地を確認できるよう、ラッピング電車の走行位置を地図上で探せる専用ページも提供されています。

また、運行を記念したオリジナルグッズとして、ラッピング電車をデザインした「アクリルブロック」が2025年10月に発売される予定です。さらに、10月からは「OK!!広島号」を探す写真投稿キャンペーンなども実施される計画です。

私の見解

「Ooochie Koochie」の結成は、還暦を迎えた吉川晃司さんと奥田民生さんという、広島出身のベテランアーティスト同士のコラボレーションとして非常に話題性が高いです。お二人の出身地が直線距離で約2kmという近さや、青春時代のエピソードを共有している点は、ユニットの結束力やクリエイティブな背景を理解するうえで興味深いポイントです。

アルバム『Ooochie Koochie』はロックジャンルながらも、二人の個性が融合した作品として、オリコンランキング6位にランクインするなど、ベテラン層の根強い人気と新規ファン層の両方を取り込む成果を上げています。

さらに広島電鉄との「OK!!広島号」タイアップは、地域文化と音楽・観光の融合としてユニークです。アーティストの存在感を前面に押し出したラッピング電車や限定アナウンスは、広島の魅力をエンタメと観光の形で伝える効果的な手段です。観光誘致や地域プロモーションと音楽文化の結びつきの好例として注目できます。

総合的には、音楽・地域文化・観光を結びつけた多面的なプロジェクトであり、ファンだけでなく地域住民や観光客への訴求力が高い取り組みといえます。

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